【派遣会社に】時間外業務について【相談してみた①】

【派遣会社に】 時間外業務について 【相談してみた①】

令和元年8月から特別養護老人ホームに派遣社員として介護職に従事することになりました。高校時代にホームヘルパー2級を取得してから、30歳を超えて初めて資格を使って介護職に就きました。

未経験から介護業界に入って、先輩職員から指導も受けて独り立ちしました。

が、やはり慣れない業務で時間が超過してしまうこともあります。

一応、派遣会社に提出するタイムシートには退勤した時間を記載していましたが、施設見学の時に残業については依頼したもの以外認められないと言っていたので、提出前に派遣会社に確認しました。

そのときの出来事を記事にします。

現在の特養での残業の扱いについて

 僕は介護職員として働くときに、どうせ働くなら資格のキャリアアップも同時に行おうと介護職員実務者研修の資格支援制度がある派遣会社から現在のユニット型特養を紹介してもらいました。

最初に、施設見学と言う実際に紹介先の施設を見学して施設の担当者とお話しする機会がありました。

介護記録の入力は残業として認めない

そのときに施設の形態についての説明や未経験という事で他人の排せつ物についての耐性は大丈夫ですか?と言ったことの確認がありました。

このときから少しモヤっとしていたことではあるのですが、

残業については

「介護記録の入力については残業として認めない」

と言われていました。

その理由としては

・業務量的に現在の職員は業務時間内で介護記録の入力も完了出来ている

・介護記録の入力を残業として認めると延々と残業する職員が出てくる

といったものでした。

 また、介護記録についてではないですが、休憩時間についても60分の休憩のうち15分はユニットに残って利用者と一緒に昼食を取ることもこの時に説明されました。

それ以外の業務での残業については?

 僕がなぜ今回残業代について派遣会社に相談しようと思ったかというと、

[boxpinkten]・介護記録の入力自体は実際そんなに時間がかからない

・それ以外の業務で時間が超過することがある [/boxpinkten]

からです。

 この派遣会社は残業代は15分単位で申請するようになっています。

そもそも残業代は1分単位で出勤記録を残し、月末時点で30分未満は切り捨てになり、30分以上の残業については残業代として支払われるのが労働基準法で定められています。

今回この施設に勤めて、15分単位で残業の記録を残すことについては許容したとしても、実際に超過時間として15分以上残らないといけない状況になった場合も「事前に依頼した残業時間以外残業としては認められない」という部分については納得できない部分があったので派遣会社に相談しました。

 具体的な業務内容としては

[boxpinkten]・ユニットの掃除

・所属しているフロアのごみ捨て

・着替え

・申し送り

など [/boxpinkten]

です。

他の職員たちの実情

 そもそも本当に他の職員たちは定められた勤務時間で退勤で来ているのか。

という点で職場を見てみると決してそういうことはありません。

休日出勤や日々のサービス残業

 正職員として勤続年数もそれなりにある先輩職員たちを見ていても、業務が終了してから介護記録の入力を行っていることもあるし、上で挙げた業務については僕と同じように時間を超過してから退勤することも多いです。

その職員の肩書によっては、その超過時間でシフトを作成したりもするし、他の職員との業務連絡やミーティングもしたりしています。

正職員は正社員として施設に雇われているので、ある程度サービス残業があってもボーナスに反映されたりみなし残業が付いたりしているかもしれませんが、派遣社員として働いている僕の場合は拘束されている時間分はしっかり月単位で請求していかないとタダ働きしているだけの状態になります。

 また、僕より長く勤めているほかの派遣社員と話していても、”こういった日々の残業代については結構グレーだよ”と言っていました。

確認の意味も込めて、派遣会社に相談してみた

 介護業界に転職する前から介護という人を扱う仕事なので、毎日自分が思ったスケジュール通り業務が終わる仕事ではないことはなんとなく想像していました。

介護記録の入力について残業を認めないといったことについても、最悪残業代を請求する15分単位までの時間で終わらせられれば、まぁいいかという気持ちでしたが、

例えば業務終了までの間にイレギュラーな対応が起きて業務が終了しなかったりした場合はどうなるのか。

その他に介護記録の入力以外の業務で超過時間が発生した場合の扱いについて、確認の意味も込めて派遣会社に相談してみました。

 一度目の相談は初めて時間業務を依頼されて残業時間が発生したときに、派遣会社に相談しました。このときは月初めで、ユニットの管理者にも連絡が行き、実情改善の相談もできたのでひとまず様子を見ることにしました。

しかし、それからも超過時間の業務が発生していたので、月末のタイムシートの提出時にこの日々の超過時間についての扱いについて、再度確認のために派遣会社に相談しました。

次回の記事で、そのときの派遣会社とのやりとりと結果についてお伝えしようと思います。